虫たちが活発になる季節がやってきましたね。この時期になると、私は2年前の“ある大事件”を思い出して、未だにビクビクしてしまいます。
あれは、ちょうど今くらいの時期の夜のこと。 残業を終えた私は、いつものように車を運転して帰路についていました。少し蒸し暑い夜。エアコンをつけるほどでもないなと思い、車の窓を少しだけ開けて走らせていたんです。
しばらくすると、突如、首元に「チクッ!!」と激しい痛みが走りました。 真っ暗な車内だし、運転中だし、何が起きたか分かりません。そのまま放置して運転を続けていると、今度はなぜか唇がジンジンと痺れてきたのです。
帰宅後に判明した、恐怖の正体
違和感を抱えたままどうにか家に帰り、明るい部屋で鏡を見ると、首元がみみず腫れのように真っ赤に腫れ上がっていました。 「一体なんだったんだろう…?」
そう思いながら、何気なく洗濯物を畳もうと前かがみになった、その瞬間です。
ポトッ……。
私の体から、床へ何かが落ちました。 視線を落とすと、そこには、小さめだけど紛れもない「ムカデ」の姿が……!!
「ひゃあぁぁ!」とパニックになりながら、急いで殺虫剤を持ってきて退治。そこでようやく、「私、さっき車の中でムカデに噛まれたんだ!」と点と線が繋がりました。
後から知った、本当の恐怖
当時は知識もなく、単に「痛かった〜」くらいに思っていて、夫に連絡しても「大丈夫?」と軽い反応。しかし後日、職場の同僚たちにこの話をすると、みんなの顔色が変わったのです。
「それ、唇が痺れたって……アナフィラキシーショックの初期症状だったんじゃない!?」
その言葉に、血の気が引きました。 アナフィラキシーって、2回目に症状が出ると呼吸困難や意識障害を起こして、最悪の場合命に関わるっていう、あの恐ろしいアレルギー反応ですよね……?
車という密室でムカデと同乗し、さらに命の危険に瀕していたなんて、事の重大さに後から気づいて震え上がりました。
あれ以来、虫の季節になるとムカデだけでなく、ハチなどの刺す虫に対して過剰なほど警戒モードになってしまいます。みなさんも、窓の少しの隙間や、衣類に紛れ込むヤツらには本当に気をつけてくださいね……!